結婚相談所で結婚した夫婦の離婚率は本当に低い?婚活男性が知るべき数字のカラクリと対策

結婚相談所
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結婚相談所を使って結婚した夫婦の離婚率は、「約10%」と紹介されることが多いです。

しかし結論から言うと、この数字は国や公的機関が算出した統計ではなく、各結婚相談所が独自に集計した参考値にすぎません。

婚活には決して安くない入会金や活動費がかかります。だからこそ「せっかく結婚相談所で結婚しても、結局離婚してしまうのでは」という不安を抱えるのは、ごく自然なことです。

特に男性の場合、条件重視のマッチングになりやすいと言われることもあり、「本当に長続きする相手と出会えるのか」という疑問はなおさら大きいはずです。

この記事では、結婚相談所の離婚率にまつわる数字の実態を、根拠とあわせて整理します。

そのうえで、なぜ離婚率が低いと言われるのか、逆にどんなときにリスクが高まるのかを、男性目線で具体的に解説していきます。

読み終える頃には、数字に振り回されず、自分自身の婚活の進め方を見直す材料が手に入るはずです。
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結婚相談所の離婚率に公的な統計データは存在しない

まず押さえておきたいのは、結婚相談所経由の結婚に関する離婚率を、国や公的機関が公式に発表しているわけではないという事実です。

世の中に出回っている「離婚率◯%」という数字は、あくまで各結婚相談所や連盟が独自に調査した結果です。


各相談所が公表する「離婚率◯%」は独自調査にすぎない

結婚相談所が広告やコラムで示している離婚率は、それぞれの会社や連盟が自主的に行った調査の結果なんです。

国や公的機関がこの種の統計を公式発表することはなく、各結婚相談所が独自に成婚退会後の離婚率を調査し、その数字を公表しているのが現状です。

つまり「業界共通の正式なデータ」は存在せず、相談所ごとに算出したオリジナルの数字が独り歩きしている状態だと理解しておく必要があります。


算出方法が相談所ごとに異なり、数字にバラつきが出る

同じ「離婚率」という言葉でも、調査対象期間や集計方法が会社によって大きく異なります。

調査対象期間が成婚退会後1年以内なのか3年以内なのかといった違いや、離婚の連絡があった場合のみ計上するのか定期的なアンケート調査を行うのかといった集計方法の違いによって、公表される数字にはばらつきが生じています。

また業界団体レベルの数字であっても、IBJ加盟相談所で成婚退会したカップルのうち、連盟に報告があった離婚件数のみで算出しているため、報告されなかったケースは反映されていない点にも注意が必要です。

さらに追跡調査の対象期間は成婚退会後1〜3年程度であることが多く、5年後・10年後まで追いかけた長期データではないことも、数字を見る際の重要な前提になります。


「離婚率」と「成婚率」を混同しているケースに注意

ネット上で語られる「結婚相談所の離婚率10%」という数字については、そもそも別の指標と取り違えている可能性も指摘されています。

結婚相談所の離婚率が10%だという話は、実際には成婚率と混同している可能性があり、会員がどのくらい離婚したかという正確なデータを持つ相談所自体がほとんどないという見方もあります。

「よく聞く数字」を検証せずに引用している記事も少なくないため、離婚率という言葉が何を指しているのか、出典まで確認する姿勢が大切です。

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結婚相談所と恋愛結婚、離婚率はどれくらい違うのか

「結婚相談所は恋愛結婚より離婚率が低い」という言説はよく見かけますが、比較する母数や算出方法次第で数字の見え方は大きく変わります。

ここでは代表的な比較のされ方と、その限界を整理します。


よく言われる「恋愛結婚35% vs 結婚相談所10%」の出典と限界

多くの記事で紹介されているのが、日本全体では結婚した夫婦の約35%が離婚しているのに対し、結婚相談所での結婚は離婚率が約10%程度と言われており、その差は約3倍にのぼるという比較です。

ただし、この対比には注意点があります。恋愛結婚と結婚相談所経由の結婚を直接比較した公的な統計は存在せず、あくまで「そう言われている」というレベルの情報にとどまります。

また日本全体の離婚率とされる数字自体も、単純にその年の結婚件数と離婚件数を割って算出した目安であり、離婚件数自体は近年少しずつ減少傾向にあります。


算出母数を変えると数字は大きく変わる

離婚率の算出方法には、実はいくつかの種類があります。

よく引用される「約35%」という数字とは別に、国立社会保障・人口問題研究所が算出した年齢階級別の有配偶者に対する離婚率で見ると、日本全体の離婚率はおよそ0.5%という数字になります。

どちらも「日本の離婚率」を表す数字ですが、母数の取り方次第でここまで印象が変わるのです。

結婚相談所側が公表する「約10%」という数字も、比較対象をどちらに置くかで「高い」とも「低い」とも解釈できてしまう点は覚えておきたいところです。


数字を鵜呑みにせず「傾向」として捉える

以上を踏まえると、「結婚相談所は恋愛結婚より離婚率が3倍低い」という主張を額面通りに受け取るのは要注意です。

算出方法も母数も統一されていない以上、これらの数字は「結婚相談所を使うと必ず離婚率が下がる保証」ではなく、あくまで一つの傾向を示す参考情報として捉えるのが妥当です。

数字そのものより、なぜそうした傾向が語られるのか、その背景にある仕組みを理解する方が、婚活の意思決定には役立ちます。

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結婚相談所経由の結婚で離婚率が低いと言われる理由

数字の限界を踏まえたうえで、それでも「結婚相談所は離婚率が低い」と言われやすい理由には、婚活の仕組みそのものに根拠があります。

ここでは代表的な3つの要因を見ていきます。


入会審査や証明書提出による相手の信頼性の担保

結婚相談所では、入会時に独身証明書や収入証明などの書類提出が求められるのが一般的です。

年齢や独身、年収、勤務先などを詐称した相手と出会うリスクが低いのは、活動の前提として証拠書類の提出が必須になっているためです。

マッチングアプリや自然な出会いでは見えにくい相手のプロフィールが、最初の段階である程度担保されていることは、後々のトラブルを未然に防ぐ土台になります。


交際に進む前に価値観・結婚観をすり合わせるプロセスがある

結婚相談所では、交際が始まる前の段階で自分自身の情報を詳細に登録します。

プロフィールだけでなく趣味やライフスタイル、家族構成、どんな結婚生活を送りたいかという結婚観まで登録したうえでマッチングが行われる仕組みは、恋愛感情が先行しがちな出会いに比べて、価値観のすり合わせを早い段階で行いやすい特徴があります。

離婚原因として常に上位に挙げられるのが性格の不一致であり、恋愛中は気にならなかった価値観の違いが結婚生活の中で積み重なって大きな溝になるケースが少なくないことを踏まえると、このプロセスの価値は小さくありません。


お互いの「結婚への真剣度」が高い状態でマッチングしている

結婚相談所を利用する時点で、双方に「結婚を前提に活動している」という共通の意識があります。

登録時点で離婚歴や家族構成、性格適性のチェックを受け、仲人のサポートを得ながら熟度の高い状態で交際・結婚に至ることが、離婚率の低さにつながっていると考えられています。

「なんとなく付き合ってみる」という段階を経ずに、結婚を意識した関係からスタートできる点は、恋愛結婚との大きな違いと言えるでしょう。

一方で、この「真剣度の高さ」や「効率の良さ」が、条件を重視しすぎるあまり別のリスクを生む場合もあります。

次のセクションでは、結婚相談所経由の結婚だからこそ注意したい離婚リスクについて、男性目線で詳しく見ていきます。

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一方で離婚リスクが高まるケースもある

結婚相談所を使えば自動的に離婚率が下がるわけではありません。むしろ相談所ならではの出会い方が、別のかたちで離婚リスクを高めてしまうケースもあります。

男性が婚活を進めるうえで、特に注意したい3つのポイントを見ていきましょう。


交際期間が短いまま結婚を決めてしまう

結婚相談所の婚活は、恋愛結婚に比べて交際から成婚までのスピードが速い傾向があります。

結婚相談所を利用するカップルは交際期間が短くなりやすく、初期の段階で相性を見極めきれないまま関係を進めてしまうことが、離婚率が高まる要因の一つとして挙げられています。

成婚を急ぐあまり、本来もっと時間をかけて確認すべき相手の生活習慣や金銭感覚を見落としてしまうと、結婚後にすれ違いが生じやすくなります。


条件やスペックを重視しすぎて価値観のすり合わせが不足する

プロフィール上の年収や学歴、職業といった「条件」で相手を絞り込みやすいのも、結婚相談所ならではの特徴です。

効率的にマッチングできる反面、条件面での相性を優先するあまり、性格や結婚生活に対する価値観のすり合わせが後回しになるケースも見られます。

スペックが釣り合っていても、日々の暮らし方や金銭感覚が噛み合わなければ、結婚後の摩擦につながりかねません。


相手への理想が高くなり、結婚後にギャップを感じる

結婚相談所を介することで、相手に対する期待値が上がりすぎてしまう場合もあります。

結婚相談所を利用する過程で相手への理想が高くなり、その期待に相手が応えられないことからすれ違いが生じるケースが見受けられ、これが婚活における不要なプレッシャーとなって離婚率の上昇に影響することもあると指摘されています。

プロフィールや条件だけを見て理想像を膨らませすぎると、実際に一緒に暮らし始めたときのギャップに戸惑いやすくなる点は、男性が特に意識しておきたいところです。

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離婚しないために男性が結婚相談所で意識すべきこと

前章で見たリスクは、いずれも婚活の進め方次第で軽減できるものです。

ここでは、結婚相談所を活用しながら離婚リスクを下げるために、男性が意識しておきたい3つの行動を紹介します。


交際期間中に価値観のすり合わせを丁寧に行う

成婚を急ぐ気持ちはあっても、交際期間中は意識的に「価値観を確認する時間」を設けることが重要です。

休日の過ごし方、家事や育児に対する考え方、将来設計など、条件だけでは見えない部分について、率直に話し合う機会を作りましょう。

相手の反応をじっくり観察する時間を惜しまないことが、結婚後のミスマッチを防ぐ最もシンプルな対策になります。


スペックだけでなく結婚生活における役割観・金銭感覚を確認する

年収や職業といった条件は結婚生活の一側面にすぎません。

家事分担への考え方、貯蓄や支出に対する金銭感覚、共働きを続けるかどうかといった、実際の暮らしに直結するテーマについても、交際中にすり合わせておく必要があります。

プロフィールの条件が希望通りでも、こうした価値観が大きくズレていると、結婚後の生活で摩擦が生まれやすくなります。


カウンセラーのサポートを積極的に活用する

結婚相談所を利用する大きなメリットの一つが、第三者であるカウンセラーの存在です。

自分では聞きにくいことや伝えにくいことも、カウンセラーを介せば率直に確認しやすくなります。

交際中に感じた違和感や不安をそのままにせず、都度カウンセラーに相談する姿勢を持つことで、思い込みや理想の膨らませすぎを客観的に修正しやすくなります。


離婚率が低いとされる結婚相談所の選び方

離婚リスクを下げるためには、相談所選びの段階から意識しておきたいポイントがあります。

ここでは、入会を検討する際にチェックしたい3つの観点を紹介します。


離婚率の算出根拠を明示しているか

「離婚率10%」といった数字を掲げている相談所であれば、その根拠まで確認しましょう。

調査対象の期間や母数、算出方法を明示している相談所は、それだけ情報開示に誠実である可能性が高いといえます。

逆に、数字の出典を示さずに「業界最低水準」とだけ謳っている場合は、鵜呑みにせず慎重に見る姿勢が必要です。


成婚後のフォロー体制があるか

離婚リスクを下げるうえで見落とされがちなのが、成婚退会後のサポート体制です。

成婚した後も相談できる窓口があるか、結婚生活に関する相談やアフターフォローの制度が用意されているかは、事前に確認しておきたいポイントです。

成婚をゴールとせず、その先の結婚生活まで見据えたサポートをしている相談所は、離婚リスクへの意識が高いと考えられます。


口コミや成婚実績を複数の情報源で確認する

相談所公式サイトの口コミだけでなく、第三者の比較サイトやSNS、知恵袋のような掲示板など、複数の情報源を横断して確認することも大切です。

良い評判ばかりが並ぶ場合は、都合の良い口コミだけを掲載している可能性も考慮しましょう。

成婚実績についても、成婚率と離婚率を混同していないか、数字の定義まで丁寧に確認する習慣をつけておくと安心です。

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まとめ

結婚相談所の離婚率「約10%」という数字は、公的統計ではなく各社独自の調査に基づく参考値であり、算出方法によって大きく変動します。

恋愛結婚との比較もよく語られますが、母数の取り方次第で印象は変わるため、数字そのものを鵜呑みにするのではなく、あくまで一つの傾向として捉えることが大切です。

その一方で、入会審査による相手の信頼性や、交際前の価値観すり合わせ、真剣度の高いマッチングといった仕組みは、離婚リスクを下げる合理的な要因として機能しています。

ただし交際期間の短さや条件重視の姿勢、理想の膨らませすぎは、逆に離婚リスクを高める可能性がある点も忘れてはいけません。

数字に一喜一憂するよりも、交際期間中に価値観をすり合わせる姿勢、カウンセラーを積極的に活用する姿勢、そして情報開示に誠実な相談所を選ぶ姿勢こそが、結婚後も長く続く関係を築くための土台になります。

婚活を検討している方は、まず複数の結婚相談所を比較しながら、自分に合った相談所を見極めることから始めてみてください。

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